アイドルマスターシャイニーカラーズ6.5周年ライブ❝Chapter 283❞に関する雑考察

ライブ感想

今回のライブでは、哲学者や文学者の言葉が引用された幕間の映像が出てきます。

というわけで、あれが何だったのか雑に考察していきたいと思います。

なお、ライブの内容を含むためネタバレされたくない方は、ご留意願います!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結論から申し上げますと

あの文章はアイドルになるための問題と答えであり、

Chapter 283とは、アイドルと歩んできた先に始まる新たな1ページ

ではないでしょうか?

正直妄想に近いのですが、なんとなくこうなんじゃないかと思ったことを書かせていただきます。

まず、今回の話を紐解くために参考にした資料は、以下のものになります。

① ❝Chapter 283❞のパンフレット

② アイドルマスターシャイニーカラーズ SONG for PRISM

③ シャニソン主題歌「星の声」の歌詞およびシャニマスの歌

そして、幕間に出てきたタイトルと哲学の引用は以下の通りです。

第一部 形而上の翼とその証明

    祈りは神を変えず、祈るものを変える

第二部 鏡面に映る自己に対する考察

    誰もが世界を変えようとする だが誰も己を変えようとは思わない。

第三部 人生についてのふたつの問い

    人生とは自分を見つけることではない、自らを創り出すことである

終幕 境界

   自分らしくあれ 他の役はみなすでに取られているのだから

※ 全て”Chapter 282”のタイトルがついている。

ちょっとだけ補足で、①のパンフレットですが、このパンフレットの後半にChapter 282というタイトルで、”ライブ中の幕間映像に出てきた内容のタイトル部分”と”短い文章”が書かれています。

”短い文章”については、パンフレットのネタバレになるため詳しくは書けませんが、

わたしたちが今日までこれたのはあなたのおかげです。離れてもあなたがたの行く末を祈ります。ですがもう少し一緒に行きましょう。

的なことが書かれています。

では、雑考察に入っていきます。

考察1 Spread the Wings!!の映像が5.5周年ライブまで

今回のライブでは、両日アンコール後、最後の曲としてSpread the Wings!!が披露されました。

この演出として、今までのライブ映像がバックのスクリーンで流れるという思いでボムが炸裂しています。

これは、シャニソンのメモリアルライブ(プロデュース後のライブで、プロデュース中の思い出が流れる)を意図した演出じゃないかと考えられます。

そして、この映像をアーカイブで見てて気が付いたのですが、

5.5周年ライブまでしか使われていないのです。

(見える範囲では、6周年ライブの映像は無かったと思われる)

単純に映像商品化されていないだけかもしれませんが、もしこれが意図的なものだとしたら・・・

5.5周年ライブってシャニソンが発売される直前のライブなんですよね。

今回のライブはシャニソンをメインに置いたライブでした。

つまりシャニソンが始まるまでをメモリアルライブとして流していたのでは無いかと考えられます。

考察2 ❝Chapter 282❞とはいつを表すか

今回の幕間の映像は全て”Chapter 282”というタイトルになっています。

これは、”283”になる前の物語(章)であると考えられるかと思います。

では、それはいつを表すのでしょうか?

私は最初、283プロダクションが始まる前じゃないかなと思っていたのですが、それだとパンフレットの文章と合致しません。

なぜならば”Chapter 282”の時点で”わたしたち”と”あなた”は出会っているからです。

もし、283プロダクションが始まる前である考えるとここで会っているのはおかしい気がします。

(アイドルになる前と考えられなくもないが・・・)

そのため”考察1”と同様に考えたのが、

”Chapter 282”とは、シャニソンが始まる前のプロデュースではないか

ということです。

今回は、シャニソンがテーマのライブであり、我々は、シャニソンよりも前にenza版シャニマス(以下シャニマスという)でアイドルに出会っています。

そして、シャニソンリリースまでプロデュースをしてきました。

根拠になるかはわかりませんが、オーバーチュアを見ていて気が付いた点として、本が開く映像で、14、15ページ目から始まって、18、19ページ目が開くタイミングで光と羽が溢れ出る演出がありました。

そして羽が舞いながら本の開く映像に戻り20、21ページ目の第一部のページに入ります。

では、なぜ18ページ目なのか?

シャニマスのリリースって2018年なんですよね。

そのため、18ページ(18年)で光と羽があふれた(リリースされた)のかなと考えました。

考察3 各ブロックのタイトルと哲学の文章について

では、本命の題材に入っていきます。

先ほど考察1・2でChapter 282はシャニソン前のプロデュースの話ではないかと考えました。

その延長で、各ブロックはアイドルになり、アイドルとして生きるための物語(シャニマスのプロデュース)が描かれているという前提で考えていきましょう。

”第一部 形而上の翼とその証明”は、形のない翼を証明するには?というように読めます。

ここで言う”形のない翼”は、”はばたく前のアイドル”じゃないでしょうか。

はばたく前のアイドルがアイドルであると証明するにはどうすればいいのか”という問いです。

その答えが、”祈りは神を変えず、祈るものを変える”だとすると、

願うこと(祈ること)でアイドルになれると考えられます。

そういえば、Spread the Wings!!に「強く願えたらそれはもう本物だよ~♪」という歌詞がありましたね。

”第二部 鏡面に映る自己に対する考察”は、アイドルになるためには、アイドルになりたいと願ったうえで己を知らなければなりません。

そのため鏡面(鏡)に映っている自分は何ができるのか考える必要がある

その答えが、”誰もが世界を変えようとする だが誰も己を変えようとは思わない。”だとすると、

己を変えるために行動することがアイドルになるということではないかと考えられます。

星の声の歌詞に「鏡に今 映る君は 希望であふれていますか?」という問いがありましたね。

”第三部 人生についてのふたつの問い”は、人生における選択肢の話かなと考えました。

アイドルとして行動していく中で、選択肢が提示されたときにどう考えるのか。

その答えが、”人生とは自分を見つけることではない、自らを創り出すことである”だとすると、

アイドルとしての自分探しだけではなく、自分はこういうアイドルであると考える(創り出す)ことで、選択肢に答えを出すのでは無いかと考えます。

”終幕 境界”は、”Chapter 282”から”Chapter 283”への境界、つまり、シャニマスからシャニソンへの境界であると考えます。

最後は問いに対する答えではなく、背中を押す言葉ではないかと考えます。

”自分らしくあれ 他の役はみなすでに取られているのだから”、つまり他のアイドルになろうとするのではなく、自分らしい、アイドルで行こうねという感じかと。

星の声のに「自分らしく 明日を迎えに行こう」という歌詞もありますね。

全部繋げると、

アイドルになるためには強く願い、行動し、自ら考え、自分らしくあれ

ということが書かれているのではないでしょうか。

まとめ

まとめると、

”Chapter 282”とはシャニソン前のシャニマスでのプロデュース活動のことであり、

哲学の文章は、アイドルになるためには強く願い、行動し、自ら考え、自分らしくあることという、シャニマスのプロデュースシナリオで、アイドルたちが直面する悩みに対する指針の言葉であり、

そして、そんなアイドルとプロデューサーが歩んだ先にシャニソン(Chapter 283)という新しい章が待っていた

ということではないかと思います。

正直、ライブのセトリのこと考えてないじゃんとか、2018年が始まりならなんで最後のページが33ページやねん!など、ガバガバなところもあると思いますが、スケPとしての考えを書かせていただきました。

皆さんの考察も楽しく読みたいと思います。

こういうことを考えられるシャニマスってほんとに楽しいですね。

7thライブも何やらテーマがありそうなので楽しみです。

ではまた。

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